【5/11〜の週】パウエル最終CPI+米中首脳会談、AI&プロが読む通貨別見通し

今週はパウエルFRB議長の任期最終週(5/15満了)に米CPI(火)・PPI(水)・小売売上高(木)が一気に並ぶ「最後の主役交代週」。さらにベッセント米財務長官が5/11〜13に訪日、5/14〜15には米中首脳会談が開催と、ドル円・人民元・ゴールドに直結する政治イベントが同時進行します。中銀政策発表はゼロ(次はECB 6/11、BOJ 6/16、Fed 6/17)ですが、FRB高官の発言ラッシュ(ウィリアムズ・グールズビー・コリンズ・カシュカリ・ハマック・バー)でパウエル後の利下げ路線を市場が探りにいく週です。

世界中のアナリストの分析をAIと一緒に集めて、通貨別の方向性を整理してみました。

📊 今週の指標カード一覧
※木曜(5/14)はスイス市場が休場。今週は主要中銀の政策発表はありません(次回はECB 6/11、BOJ 6/16、FOMC 6/17)。


発表   指標名 重要度 前回値 予想
── 月曜(5/11)──
23:00 米 中古住宅販売件数 A 398万件 405万件
26:00 米 3年債入札 A 580億ドル
── 火曜(5/12)──
08:50 日 日銀金融政策決定会合における主な意見の公表(4月27日・28日開催分)
21:30 米 消費者物価指数[前月比/前年比] SS +0.9% +0.6%
21:30 米 消費者物価指数【コア】[前月比/前年比] SS +0.2% +0.3%
26:00 米 10年債入札 AA 420億ドル
── 水曜(5/13)──
21:30 米 生産者物価指数[前月比/前年比] AA +0.5% +0.5%
21:30 米 生産者物価指数【コア】[前月比/前年比] AA +0.1% +0.3%
26:00 米 30年債入札 AA 250億ドル
── 木曜(5/14)──
15:00 英 第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] +0.1% +0.6%
21:30 米 新規失業保険申請件数 AA 20.0万件 20.6万件
21:30 米 小売売上高 S +1.7% +0.6%
21:30 米 小売売上高【除自動車】 S +1.9% +0.6%
── 金曜(5/15)──
21:30 米 NY連銀製造業景気指数 A +11.0 +7.5
22:15 米 鉱工業生産 A -0.5% +0.2%

※重要度は羊飼いのFXブログ(kissfx.com)の指標ランクを参考に表記
※コンセンサスはTrading Economics、Investing.com、kissfx.com等から取得
※A以下の米国指標・○以下のその他指標は省略

🎤 今週の要人発言カレンダー
注目度 発言者 予定(JST) 注目ポイント
★★★ パウエルFRB議長(任期最終週) 5/15(金)任期満了 5/15で議長任期満了。今週中の公式発言予定はないが、退任前後の所感を発信する可能性。後任ワーシュ氏への継承演説があれば最大級のイベントに
★★ ウィリアムズNY連銀総裁(投票権あり) 5/12(火)16:15/5/15(金)06:45 FRBナンバー3が今週2回登場。米CPI発表前と週末のクロージング発言。利下げ後ろ倒し路線の継続度合いを示すか
★★ カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(投票権あり) 5/13(水)26:15 米PPI+30年債入札直後の登場。タカ派寄りで知られ、CPI+PPIを受けた評価が注目
★★ ハマック・クリーブランド連銀総裁(投票権あり) 5/14(木)26:00 小売売上高+新規失業保険を受けた発言。タカ派寄りで景気評価の温度感に注目
★★ バーFRB理事(投票権あり) 5/15(金)08:00 金融規制担当。週末の市場安定性へのコメントとパウエル退任タイミングでの発信
グールズビー・シカゴ連銀総裁(投票権なし) 5/12(火)26:00 CPI発表4.5時間後の登場。ハト派寄りで、利下げ再開に言及するかが焦点
コリンズ・ボストン連銀総裁(投票権なし) 5/13(水)24:30 PPI発表3時間後。最近インフレ上振れリスクに警鐘を鳴らしている発言が要注目
増(ます)日銀審議委員 5/14(木)13:00 ベッセント訪日(5/11〜13)の翌日。日銀の追加利上げ路線に関する個別委員の温度感
マンBOE金融政策委員 5/13(水)23:00/26:00 英Q1 GDP(5/14)前の発言。利上げ寄りで知られ、英国インフレ持続への言及度合い
ピルBOE理事 5/14(木)24:15 英Q1 GDP発表後の登場。BOEチーフエコノミストの景気評価が次回利下げ判断のヒントに
発言の注目度ランクについて
★★★ = 中央銀行トップ(FRB議長、ECB総裁、BOJ総裁、BOE総裁、RBA総裁、RBNZ総裁、SNB総裁等)。発言だけで相場が動くレベル
★★ = FRB副議長、投票権ありの地区連銀総裁、中銀副総裁クラス。政策に直接影響力がある人
★ = 投票権なしの地区連銀総裁、その他の中銀メンバー。参考程度だがチェック推奨
※発言の時間は変更される場合があります

🤖 AIが気になった今週のニュース
🔴 地政学リスク → ドル円・人民元・ゴールドに直結

ベッセント米財務長官が5/11〜13訪日、5/14〜15には米中首脳会談
今週は政治イベントが2連発。ベッセント米財務長官が5/11〜13に訪日し、為替政策・関税協議が議題に上る見込み。トランプ政権下では「過度な円安への警戒」発言が出やすく、ドル円に直接効きます。続けて5/14〜15に米中首脳会談が予定され、貿易・台湾・関税の協議結果次第で人民元、ひいてはアジア通貨全体(豪ドル含む)に波及。並行して米イラン和平交渉も継続中で、Brent原油は$108前後、ホルムズ海峡周辺は5月上旬に米イラン間で発砲事件が発生するなど、停戦は依然崩れやすい状態(ActionForex/CNBC)。原油高はインフレ再燃→利下げ後ろ倒し→ドル下支えという経路で、CPI発表とも組み合わさります。

🟡 要人発言 → パウエル任期最終週でFRB高官6人が連続登場

5/15でパウエル議長任期満了、後任はケビン・ワーシュ氏
今週最大の構造変化はパウエルFRB議長の任期満了(5/15)。後任にはトランプ政権が指名したケビン・ワーシュ氏が就任予定で、ActionForexは「火曜の米CPIはパウエル体制下での最後のCPIレポート」と位置づけています。継承週ということもありFRB高官の発言が連続:ウィリアムズNY連銀総裁(5/12・5/15の2回)、グールズビー(5/12)、コリンズ(5/13)、カシュカリ(5/13)、ハマック(5/14)、バー(5/15)。CME FedWatchは6月FOMC据え置き確率を約95.9%と織り込み、利下げ再開のハードルは引き続き高い構図ですが、政権からの利下げ圧力をワーシュ新議長がどう扱うかが市場の関心事になっています。

🟠 前週の余波 → 4月雇用統計のソフト着地+6月利下げほぼゼロ織り込み

前週NFP+11.5万人で「強くも弱くもない」着地、利下げ織り込みは0%水準
前週の米雇用統計はNFP +11.5万人、失業率4.3%横ばいと「強くも弱くもない」内容で、市場の解釈は「利下げを急がない」方向に傾きました。CME FedWatchは6月の利下げ確率を実質ゼロ水準まで織り込み済み(一部報道では「0%」)。志摩力男氏(4/28取材)は「日米金利差はまだ大きく、円安戻り余地はあるが、円の急落リスクは限定的」と分析。神田卓也氏(5/7取材)は「ベッセント訪日と為替政策協議の組み合わせは、過去のロジャー・ベッセント発言の延長で円安牽制がメイン」と読んでいます。今週はその余韻+CPIで、利下げ織り込みが「ゼロから少しは戻る」かどうかが焦点。

🟢 原油・ゴールド → ゴールド$4,722で週間+2.3%、Brent $108前後

ゴールドは米イラン緊張緩和期待で週間+2.3%、$5,000台のターゲットに接近
ゴールドは前週末$4,721.96/oz(週間+2.3%)と直近3週間で最大の上昇。Kitcoは「5月レンジは$4,380〜$5,100、年末は$5,400〜$6,000」のシナリオを提示。米イラン和平合意期待が一旦ゴールドを下支えていますが、今週のCPIで予想を上回るインフレが出ると、実質金利上昇→ゴールド下押しというリスクシナリオも。原油はBrent $108前後、WTI $102前後で、ホルムズ海峡周辺の発砲事件・米イラン停戦の脆さを織り込んだ価格。インド・中国の中央銀行買いと小売投資家の関心も継続中で、71%の個人投資家が「2026年中に$5,000突破」と回答(Kitco調査)。

🌍 今週の通貨別見通し

海外アナリスト(ING Think、FOREX.com、FXStreet、ActionForex、Bloomberg、Goldman Sachs、Kitco)と、羊飼いのFXブログの取材記事(神田卓也氏・志摩力男氏・小林芳彦氏・西原宏一氏)の見解をミックスして整理しました。

米 USD 米ドル↓ やや弱気
DXYは97.60付近で200日移動平均を割り込み、テクニカルの下抜けサイン継続。今週の米CPIは前月比+0.6%/前年比+3.7%、コア前年比+2.7%予想と前回(+3.3%)からさらに加速予想。ActionForexは「ハト寄りのCPIが出ればDXY 96.901までの下落」と分析。一方Goldman Sachsは「ドルは依然10%程度割高、2026年は一段と弱含み」と長期は弱気維持、ING Thinkも「年末EUR/USD 1.22ターゲット、ドル下落はサイクリカル」と同方向。パウエル→ワーシュ継承で「政権寄りの利下げ路線」観測が出ると、短期的にもドル売り材料に。神田卓也氏(5/7取材)は「ベッセント訪日は円安牽制が中心で、ドル円は短期で押される展開」と見ています。
ActionForex / ING Think / Goldman Sachs / CME FedWatch / 神田卓也
日 JPY 日本円↑ やや強気
今週の最大材料はベッセント米財務長官の訪日(5/11〜13)。為替政策・関税協議が議題に上る見込みで、過度な円安への牽制発言が出れば円買いの強い後押しに。続けて5/12朝に日銀金融政策決定会合の主な意見(4/27-28分)公表、5/14(木)13:00には増(ます)日銀審議委員の発言と、日銀の追加利上げ路線を確認するイベントが続きます。志摩力男氏(4/28取材)は「日米金利差はまだ大きく、円安戻り余地はあるが、急落リスクは限定的」、神田卓也氏(5/7取材)は「ベッセント訪日は円安牽制が中心」と分析。FOREX.comは「市場が反対方向にトレンドしているとき、中銀の通貨支援は難しい」と中立的だが、政治イベント+米CPIが弱含めば円高優位。
志摩力男 / 神田卓也 / FOREX.com / FXStreet / Bloomberg
欧 EUR ユーロ↑ やや強気
EUR/USDは1.1800近辺で2週連続上昇。ECBは利下げを2.00%で打ち止め、ING Thinkは「次の動きは利上げ、2026年後半に長期金利が上昇開始」と予想。Goldman Sachsも「ドル相対で年末1.25目標」を維持。今週は欧Q1 GDP改定値(5/13)・独ZEW(5/12)・欧鉱工業生産(5/13)・ECB月例報告(5/15)が並びますが、いずれもサプライズは限定的で、ユーロは「ドル軟化の受け皿」として動くシナリオが優位。ActionForexは「1.1848を上抜けでEUR/USD 1.20試し」と強気のテクニカル。米CPIがハト寄りなら1.19トライ、上振れなら1.17への押し戻しレンジを想定。
ING Think / Goldman Sachs / ActionForex / FXStreet
英 GBP ポンド→ 中立
GBP/USDは1.3500付近で3日連続の弱含み。今週最大のイベントは英Q1 GDP速報値(5/14 15:00)で前期比+0.6%予想(前回+0.1%から加速)。ActionForexは「英国はエネルギー依存だが2022年のガス危機の再来ではない。BoEは利下げを保留することで十分なタイト化と判断する可能性」と中立姿勢。一方マン金融政策委員(5/13 23:00/26:00)は利上げ寄りで知られ、サービス物価高止まりへの言及が出ればポンド支援材料。ピルBOE理事(5/14 24:15)の発言も次回利下げ判断のヒントに。GDPが予想通り強ければ1.36トライ、弱ければ1.34割れリスクの両睨み。
ActionForex / FXStreet / Bloomberg / FOREX.com
豪 AUD 豪ドル→ 中立
今週はRBAの政策発表はなく、豪指標は5/12のウエストパック消費者信頼感・NAB企業景況感、5/13の第1四半期賃金コスト指数(前期比+0.8%予想)と中規模イベントのみ。最大の外部要因は5/14〜15の米中首脳会談で、貿易・関税の協議結果次第で人民元と連動して豪ドルが動く構造。ActionForexは「中国は週末の貿易データ・5月12日の物価データに注目、輸出は約6.5%増、PPIが加速」と指摘し、中国経済の持ち直しがあれば豪ドル支援。原油・鉄鉱石など資源価格高止まりは追い風ですが、米CPI上振れなら米金利上昇→豪ドル圧迫の経路も。AUD/USDは0.65〜0.67のレンジを想定。
ActionForex / FXStreet / RBA / Bloomberg
🥇 GOLD ゴールド↑ やや強気
ゴールドは前週末$4,721.96/oz(週間+2.3%)と3週ぶり大幅高。米イラン和平合意期待+ドル軟化が支援材料。Kitcoの予想レンジは5月$4,380〜$5,100、年末$5,400〜$6,000個人投資家の71%が「2026年中に$5,000突破」と回答(Kitco調査)。今週のCPIが上振れすると実質金利上昇→ゴールド下押しのリスクシナリオがある一方、CPIが予想通りor軟化なら$4,800〜$5,000トライへ。米中首脳会談で対立色が強まれば安全資産買いで一段高、和解ムードなら一旦利食い。インド・中国の中銀買いは継続中で、年末に向けた構造的な強気は変わらず。
Kitco / LiteFinance / World Gold Council / Bloomberg

📚 最重要指標ピックアップ:火曜21:30の米CPI(パウエル体制最後のレポート)

今週最大の注目は火曜21:30の米CPIです。ActionForexが「パウエル議長下での最後のCPIレポート」と位置づけたとおり、5/15でパウエル氏の議長任期が満了し後任ワーシュ氏に交代するタイミング。CPIの結果は「パウエル時代の総括」と「ワーシュ新議長の利下げ余地」の両方を市場が同時に評価する展開になります。

CPIコンセンサスは前月比+0.6%/前年比+3.7%、コア前年比+2.7%。前回(前年比+3.3%)からさらに加速予想で、エネルギー価格の高止まり(Brent $108前後)が主因。これは2月の+2.4%から急加速したパターンの延長線上で、「インフレが上がり止まらない」状況がはっきりすれば、ワーシュ新議長は政権の利下げ圧力に対して6月以降も動きにくくなります。

水曜のPPI(AA)と木曜の小売売上高(S)もセットで重要。PPIは前月比+0.5%、コア+0.3%予想。小売売上高は前月比+0.6%予想で、前回+1.7%からの減速が見込まれます。「物価は粘る、消費はやや減速」というスタグフレーション気味の数字が並ぶ可能性が高く、ドルにとっては「利下げできない」材料と「景気減速」材料が綱引きする1週間になります。

FRB高官発言は計6人が連続登場。火曜のウィリアムズ+グールズビー、水曜のコリンズ+カシュカリ、木曜のハマック、金曜の再ウィリアムズ+バー。CPI・PPI・小売の各データを受けて発言内容が動的に変わるため、特に水曜深夜のカシュカリと金曜朝のウィリアムズ(06:45)・バー(08:00)はパウエル退任直前のメッセージとして要注意です。

💡 読者のみなさんへ:火曜21:30のCPIは、前年比+3.7%が「想定通り」のライン。これを大きく上回ればドル買い+ゴールド売り+米株売りの典型反応、下回ればドル売り+ゴールド買い+クロス円急変の連鎖になりやすい構造です。CPI直後のグールズビー発言(26:00)にも目を通しておくと、その後のFRB高官全員の方向感が読みやすくなります。

🤖 はかせがAIに聞いてみた

今週のここまでの材料と各アナリストの分析をAIに読み込ませて、総合判断を聞いてみました。

🤖 AI総合判断
今週の通貨強弱ランキング(予想)
EUR
JPY
GBP
AUD
USD
🥇 GOLD:↑ やや強気。$4,720付近からスタート。CPIが予想通り+ドル軟化が続けば$4,800〜$5,000トライ、CPI上振れなら$4,600への押し目シナリオも。米中首脳会談で対立色が強まれば安全資産買いで一段高。
最も強そうなのはEUR。ECBが利下げを2.00%で打ち止め、次の動きは利上げ方向というINGの読みが下支え。米CPIがハト寄りに振れれば1.19トライ、上振れでも1.17は固いとみる構造です。Goldman Sachsの年末1.25目標も維持されており、ドル軟化の受け皿として最も安定した買い対象。
JPYはベッセント訪日+日銀コメントで底堅い。ベッセント米財務長官の5/11〜13訪日と為替政策協議は、円安牽制の地ならしになりやすい構造。続く5/14の増(ます)日銀審議委員発言で追加利上げ路線が再確認されればさらに支援材料に。志摩力男氏は「日米金利差はまだ大きく急落リスクは限定的」、神田卓也氏は「ベッセント訪日は円安牽制が中心」と分析しており、政治+金融の両方向から円買い優位です。
USDは弱気バイアス。DXYが97.60付近で200日移動平均を割り、テクニカル下抜け継続。パウエル→ワーシュ継承で「政権寄りの利下げ路線」が意識されるとさらに圧迫。ただし米CPIが上振れすれば「利下げできない」材料でドル買い戻しもあり、CPI次第で1日で構図が変わる週です。Goldman Sachsの「依然10%割高」評価は中期で効いてきます。
📅 曜日別の注意ポイント
月(5/11)中CPI・PPI(10:30)でアジア時間スタート。ベッセント米財務長官が訪日開始。米中古住宅販売(23:00)・米3年債入札(26:00)。為替政策発言が出るかに注意。
火(5/12)⚠️⚠️ 今週最大のヤマ場。朝に日銀金融政策決定会合の主な意見公表(08:50)、夕方に独ZEW(18:00)、夜の米CPI(21:30)がメインイベント。深夜は米10年債入札(26:00)+グールズビー発言(26:00)と続く一日中ハイテンポな日。
水(5/13)朝の日本貿易収支(08:50)、夕方の欧Q1 GDP改定値・鉱工業生産(18:00)、夜の米PPI(21:30)+深夜の米30年債入札(26:00)+カシュカリ発言(26:15)。コリンズ発言(24:30)と英マンMPC委員発言(23:00/26:00)も。
木(5/14)⚠️ 英Q1 GDP(15:00)+米中首脳会談開始+米小売売上高(21:30)。13:00には増(ます)日銀審議委員発言。スイス休場で欧州時間の薄商いに注意。深夜のハマック発言(26:00)も。
金(5/15)⚠️ パウエル議長任期満了の日。朝にウィリアムズ発言(06:45)+バー発言(08:00)と週末クロージング発言が連続。夜は米NY連銀製造業(21:30)・鉱工業生産(22:15)。米中首脳会談の結果総括にも注意。
最注目イベント:火曜21:30の米CPI。前年比+3.7%が「想定通り」ライン。上回ればドル買い戻し+ゴールド売り、下回ればドル売り+ゴールド買い+クロス円急変の連鎖に。パウエル体制下での最後のCPIということで、結果の解釈にワーシュ新議長への期待がオーバーレイされる点が今週の特殊性。
おすすめ監視ペア:USD/JPY(ベッセント訪日+CPIで153-156レンジ、円安牽制発言で大きく動く)、EUR/USD(1.17-1.19のレンジでドル軟化なら1.20試し)、GBP/USD(英Q1 GDP+マンBOE発言で1.34-1.36)、XAU/USD($4,600-$4,800で米中会談次第で$5,000試し)、AUD/USD(米中首脳会談結果次第で0.65-0.67)

📝 まとめ

今週は「パウエル任期最終週+米CPI/PPI/小売」+「ベッセント訪日(5/11-13)」+「米中首脳会談(5/14-15)」が同時並行する政治×金融の同時進行週。中銀政策発表はゼロですが、FRB高官6人の発言連続+政治イベントで、CME FedWatchの6月据え置き約95.9%という織り込みが揺らぐかが最大のテーマ。EURやや強気・JPYやや強気・USDやや弱気・GOLDやや強気の構図ですが、火曜21:30のCPIで一晩のうちに構図が反転する可能性があります。

▶ 来週の注目:ワーシュ新FRB議長の就任後の初発言、米中首脳会談の事後協議内容、英CPI(5/21週見込み)、豪雇用統計、日本Q1 GDP速報値。今週のCPI結果を受けて、ワーシュ新体制下の利下げ路線がどう市場に織り込まれていくかが中心テーマです。次回は「ワーシュ新議長の初発言+米中首脳会談の総括」を中心にお届けします。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。
※指標の重要度ランクは羊飼いのFXブログ(kissfx.com)の指標ランクを参考にしています。

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